これまでは特に必要性を感じていなくて、会社のホームページは作っていなかったのですが、最近お客さんや取引先からホームページがあった方がよいという指摘を受けることが多くなり、作成に踏み切ることを決意しました。
私自身はその方面にはまったく疎くてホームページを作成することは無理ですが、社員の中にはサイトづくりをした経験がある者もいることが分かりました。
できることならお金をあまりかけたくないのですが、ホームぺージ作成を素人が行うとどんなデメリットがあるのでしょうか？

素人が会社のホームページを作成すると、クオリティーが低いサイトになる可能性が高くなります。
社員が大勢いれば、パソコンが得意でホームページを作成できる者がいる確率は高いですが、専門業者が持つような技術や知識を兼ね備えている社員はごく少数しか存在しません。
個人のホームページであれば、素人が作成しても問題ありませんが、企業としての信頼を得るには一定以上のクオリティーは必要だといえます。
特に業界に競合がいる場合は、ホームページで比較されることも今の時代では多いので、デザインなどのクオリティーが低いホームページを作成するのは得策ではありません。
素人でも会社としてのホームページを作成することは可能ですが、集客や売上アップを目指すのではあれば、SEO（検索対策）の知識は必要で、会社のホームページは一度作れば終わりはなく、その後どうやって育てていくかが重要になります。
SEO対策は継続的に行わないといけないため、これを知識の乏しい素人が行うことは極めて困難です。
より基本的なことですが、ホームページを運用するにはドメイン・サーバーの契約や管理も必要になります。これらの準備も、素人にとっては大きなハードルです。
また、開設後にドメインの更新やサーバーの維持作業を怠ると、最悪ホームページが消えてしまこともあります。
会社のホームページでは、更新作業も大変です。開設してから何年もホームページを更新していない会社は多く、放置状態のホームページでは集客や売上につなげることはできないのはもちろん、会社のイメージを損なってしまうようなことにもなりかねません。
ホームページの作成にも更新にも専門知識が必要なので、それができないなら専門業者へ最初から依頼することをおすすめします。